落ち込んだとき、人は一つの悪い考えから離れられなくなります。けど、実際はそんなことはありません。
誰かと電話で話している時に、「何か怒ってる感じがする」「イライラしている感じする」「落ち込んでいる感じがする」ということを感じたことはないでしょうか。
この電話で話している時に、「どうしたの?」と聞ければいいですが、聞けなかったとき、あなたはどう考えるでしょうか?
「なんか、タイミング悪いときにかけちゃって怒らせちゃたかな」
「話してることが面白いことじゃないから、イライラさせちゃったかな」
「落ち込んでそうだったのに、悩みを聴いてあげないなんて、私はひどい」
などと考えるかもしれません。
そして、この後にどんどんこのことを考えしまい、「絶対にそうだ」と決めつけてしまい、ずっとグルグル考えてしまうということはないでしょうか。これは落ち込んでいる時などに起こりやすいです。
また、そのほかに考え方のクセが影響していることもあります。
あなたは、物事、出来事を
「いつもダメだなど、決めつけてしまう」ことはありませんか。
「良いか悪いかなど白黒をつけないときがすまない」ということはありませんか。
「こうすべきだ、こうすべきではない」ということはありませんか。
「自分のせいで、自分が原因だから」と考えていませんか。
「絶対そうに違いない」と決めてつけていませんか。
「また、失敗する」など悲観的なことを考えていませんか。
このような考えをしてしまうクセがある人は、一つの考えに固執してしまうことがよくあります。
しかし、実際には違います。
電話で怒っていたようにきこえたかもしれませんが、それはあなたにではなく、その前に何か怒ることがあってそのまま引きずってしまっていたのかもしれないです。だから相手からしたら、あなたに申し訳ないという気持ちを持っているかもしれなです。
なので、実際の事実は、「電話で口調が怒っている」ということしかないんです。
怒った口調になっているのは、あなたにかもしれないし、そうでないかもしれないんです。
だから、私に怒っていると決めつけないで大丈夫なんです。そこで、落ち込まなくて大丈夫なんです。
あなたが、分からない理由で悩まなくていいんです。
もし、グルグル考えてしまって落ち込んでいくようでしたら、その考えてしまった理由をはっきりさせましょう。
そうすれば、落ち込み続けるのではなく、次に進めます。
相手が、あなたに関係なく怒っていれば良かったと思えますし。
あなたに怒っていたとしても、ゴメンねと反省したり、怒っていたことがおかしければその人と距離を取ることもできます。
次に行動できるようになるんです。
その他の例として。
お花見をしに桜を見に行った。
ある人は、花を見てきれいだなと思えば、ある人は、人がいっぱいいて落ち着かない、と思う人もいるはずです。
このように、お花見という事実に、考え方、捉え方はひとそれぞれで、あなたが考えることの一つではないんです。
このように、物事には二つ以上の考え方があるということを分かっていれば、一つの考えで落ち込み、悩むことは少なくなると思いす。
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