JIZOカウンセリングルームの特徴


まず、JIZOカウンセリングルームという名前の由来は、JIZO→地蔵です。

 

皆さんお地蔵様を一度は見たことがあると思います。また、手を合わせたことがあるのではないでしょうか。

そんなお地蔵さまは地蔵菩薩といい、仏教の信仰対象であり、状況によって色々なものに姿を変え、多方面で目覚ましい力を発揮して人々の苦悩を大慈悲の心で包み込み救ってくださると言われています。

こんな、お地蔵様のようにどんな人であってもカウンセリングを通し、クライエント様のお悩みの話しを聞き、少しでも心が軽くなってもらいたいという願いから、地蔵→JIZOと名前をつけました。

 

 

カウンセリングに関しては、ご相談に来られた方に応じたスタイルを提供するように心がけています。

一般にカウンセリングと言っても、カウンセリングの方法はカウンセラーによって多種多様です。特定の技法にこだわるカウンセラーもいれば、様々な技法を組み合わせているカウンセラーもいます。

当カウンセリングルームでは以下のこと中心にクライエントとのかかわりを持つように心がけております。


クライエントのお悩みとの関わり行動について


あなたの立場や目線で、あなたと関わります

あなたが今どんなに苦しい状態なのか、つらい状態なのかをご相談内容だけでなく、声のトーンやしぐさ、顔色などからも想像して、情景を浮かべながらカウンセリングをおこないます。

また、カウンセリングを進めていく中で、より効果的にカウンセリングができるように必要に応じて質問もおこないます。

ただし、質問に対して答えたくなかったり、答えるのが難しい場合には無理して答える必要はありませんのでご安心ください。

クライエント自ら答えを見つける関わりをします

カウンセラーがクライエントに答えを提示したり、自身の価値観や判断によってクライエントにアドバイスすることは、カウンセリングであるとは言えないと考えています。

クライエントが自ら考え、答えを見つけるサポートをする態度がカウンセリングや「傾聴」には必要な姿勢と考えています。


心理療法について


傾聴の姿勢を重要視し、来談者中心療法、認知療法、認知行動療法の心理療法を中心としてクライエントと関わります。

 

  • 来談者中心療法

アメリカのカール・ロジャースが提唱した心理療法の1つです。日本では、「カウンセリングと言えば、来談者中心療法。」とイメージされるほど、広く普及しており、ほとんどのカウンセラーがその影響を受けています。

 

カウンセラーはクライエントの体験をよく傾聴し、クライエント自身がそのときどのように感じ、どのように考えたかに共感的理解をし、カウンセラーが自分にも相手にも正直で開かれた態度でいることで、カウンセラーが賢明さや知識を振り回したり、押しつけたりしなくても、クライエント自らが気づき、成長していくことができる療法です。

 

  • 認知療法

ものの受け取り方や考え方に働きかけて気持ちを楽にする療法です。考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。

 

  • 認知行動療法

クライエントの自助力の回復や向上を目的とする、問題解決型の療法です。クライエントが今現在抱えている問題の全体像を一緒に理解した上で、具体的な目標を立て、目標達成のために様々な技法を用います。